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海上自衛隊ジブチ拠点 更なる世界展開に向け他国軍基地を調査

 やはりこうした方向に向かうようです。

 

www.sankei.com

 

 必然でしょうか。ご存知の通り現在ジブチには「拠点」と呼ばれる事実上の海上自衛隊の航空基地があります。ジブチ国際空港の周辺を用地として使用していますが、ここは米軍、仏軍、自衛隊の3カ国が利用しています。地図をご覧になって頂ければお分かりになられると思いますが、あの地理的位置はアフリカ、中東への前進基地として絶好の位置にあります。この拠点が設置された当初から足がかかりとしての機能強化はいずれあり得ると考えられましたが、当時の政治状況では無理でした。

 

 規模の拡大を行うとすれば、これは紛れもなく駐屯地と航空基地の機能を併せ持った統合基地と呼べるようなものになるのではないでしょうか。陸自普通科部隊、海自哨戒機、輸送機、空自輸送機が常時展開する、そのような日が来ることも考えられます。もっと言えば、基地防空のための戦闘機部隊が初めて海外展開する。そういったことも予算があれば十分に考えられることです。もちろん、基地防空というのは建前であって、F-2を投入してプレゼンスを一応示すことも可能でしょう。現時点では夢物語かもしれませんが。そうなれば「拠点」などという国民に理解されにくい言葉はやめて日本国自衛隊ジブチ統合基地と改称していただきたいものです。

 

 当時はあくまでも海賊対処のため、そしてこれからはPKO・災害対処のため。建前はいかなるものであっても日本国のプレゼンスをアフリカの角において示す。これは戦略的な動きで考えれば自然なものです。もちろん国会では再び厳しい追及を受けることになることが予想されるでしょうけれども。

 

 しかし、これから自衛隊は確実に海外展開が増えていくでしょう。ジブチをモデルケースに海外拠点を構築していく流れができていくのではないかと考えます。