情報漏洩しても起訴猶予処分

 

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警察としてはこれで十分防衛省に打撃を与えられたのでしょうか。

そもそも諸般の情状を考慮したってなあに?ってところ。

情報を大々的に外国にお漏らししても起訴猶予処分。納得いきますか?

 

起訴猶予処分 - Wikipedia

 

それでも依然高い信頼感。

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重責を自覚し職務を全うしなければなりません。

自浄できないのであれば警察は更なる徹底した捜査を行うしかありません。

海上自衛隊ジブチ拠点 更なる世界展開に向け他国軍基地を調査

 やはりこうした方向に向かうようです。

 

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 必然でしょうか。ご存知の通り現在ジブチには「拠点」と呼ばれる事実上の海上自衛隊の航空基地があります。ジブチ国際空港の周辺を用地として使用していますが、ここは米軍、仏軍、自衛隊の3カ国が利用しています。地図をご覧になって頂ければお分かりになられると思いますが、あの地理的位置はアフリカ、中東への前進基地として絶好の位置にあります。この拠点が設置された当初から足がかかりとしての機能強化はいずれあり得ると考えられましたが、当時の政治状況では無理でした。

 

 規模の拡大を行うとすれば、これは紛れもなく駐屯地と航空基地の機能を併せ持った統合基地と呼べるようなものになるのではないでしょうか。陸自普通科部隊、海自哨戒機、輸送機、空自輸送機が常時展開する、そのような日が来ることも考えられます。もっと言えば、基地防空のための戦闘機部隊が初めて海外展開する。そういったことも予算があれば十分に考えられることです。もちろん、基地防空というのは建前であって、F-2を投入してプレゼンスを一応示すことも可能でしょう。現時点では夢物語かもしれませんが。そうなれば「拠点」などという国民に理解されにくい言葉はやめて日本国自衛隊ジブチ統合基地と改称していただきたいものです。

 

 当時はあくまでも海賊対処のため、そしてこれからはPKO・災害対処のため。建前はいかなるものであっても日本国のプレゼンスをアフリカの角において示す。これは戦略的な動きで考えれば自然なものです。もちろん国会では再び厳しい追及を受けることになることが予想されるでしょうけれども。

 

 しかし、これから自衛隊は確実に海外展開が増えていくでしょう。ジブチをモデルケースに海外拠点を構築していく流れができていくのではないかと考えます。

 

  

無くならない情報漏洩 根本原因は何か

 またか。そう思われた方も多いと思います。

 詳しい背後関係や原因について報道からは知る由もありませんが、過去に何度もこのような事案は摘発され問題となってきました。今回の事案は現職の将官まで書類送検された重大事案です。文書の内容など正直どうでもいいと思います。部内の文書を簡単にロシア人に渡してしまう。元陸将がこのような認識では自衛隊が信用されないのは当然でしょう。

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 現役時代いかなる人間であったとしても、人生最大の汚点を残してしまったことは事実です。なぜこのようなことが起きるのか。カネの問題か、それとも弱みにつけこまれたのか。いずれも自衛官であるならば言い訳に過ぎないと考えます。結局のところ、確固たる国家観や使命感、責任感の欠如ということでしょう。これは国家レベルの問題です。もはや個人の問題ではないと思います。日本の国体について考えることなく、一国民として自らの行動の善悪を判断できなくなっていた、ということであると考えます。これはその他すべての自衛官に言えることです。何のために、誰のために自衛官として存在しているのか。これから先ますます考えていかなければならないことです。戦時(有事)になって職務を放棄する自衛官が続出する日が来ると思います。憲法改正による自衛官に対する影響についても真剣に考えるべきです。

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 この辺りの問題にもつながる話です。

軍事組織に所属する自覚。これは自衛官のみが考えればいいことではなくて国民が真剣に考えなければならないことです。

 今回はこの辺りで。

はじめまして

 はじめまして。Nと申します。このたび東亜戦略情報事務所(Office of Strategic Intelligence EAST ASIA)を開設させていただきました。このサイトは日本の根幹に関わるような世の中の様々な問題について独自の視点で意見を述べていくことを目的としています。そして、将来的に以下のことを目的としてこのサイトを立ち上げました。

 

1.日本の国家戦略に関する重要情報を収集及び分析すること

2.日本の歴史、文化、伝統について研究し、国民に対して国体についての思想を普及させること

3.サロンのような気軽に情報交換をする場所を提供すること

 

 とは言え、堅苦しいサイトにするつもりはありません。ざっくばらんに意見を交換できるような環境を提供できればと考えております。また、この本旨とは関係のない日常についても更新していく予定です。それではよろしくお願いいたします。

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平成27年12月4日 N